京急百貨店・上大岡店
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 京急百貨店の創業は、「地域密着・生活直結」型企業集団として地域の発展へ貢献する京急グループの主要ターミナルである上大岡の再開発事業の一環としてスタート。当時は、バブル経済後の時代の変革期にあり、新創業の百貨店として、“ゼロからの出発”の利を生かし、既存の概念にとらわれない新しい百貨店像の構築をめざす。
 基本理念は……「生活者本位制百貨店」。生活者の真のニーズを探求し、そこから商品・環境・売り方、そしてサービスのあり方にいたるまでを導きだしていく。地域に密着し、ここ上大岡を中心とする商圏でこそ成り立つ“新しい百貨店”の構築へ。この基本理念を達成するための企業姿勢が、「ハートフルデパート」。お客様にお買物の楽しさと安心をご提供し、満足していただけるよう、真心のこもった接客・サービスを心がける。
そんな想いを込めて、京急百貨店は、その歴史の第一歩を踏み出す。
 
 既存の概念にとらわれない新しい百貨店像の追求は、例えば「食品に強い百貨店」、「親子三世代の来店促進の取り組み」、「大型専門店を包含した店づくり」などの特徴となって具現化される。
 「食品」については、直接契約した横須賀市内の農家から野菜を仕入れたり、70種類の醤油や300種類のスパイスという、こだわりの品揃えに特化したり……等々、食品売場を新鮮な出会いと発見のあるエンタテイメントな場にすることで、お客様を魅了。今や「食品」は総売上の約34%を占め、京急百貨店の「4番バッター」となっている。
 また、「子ども服フロア」を中心に、「親子三世代に愛される店づくり」への取り組みを展開。一般のお子様をモデルとしたキッズファッションショーを開催するなど、家族団欒の話題になるようなイベントを繰り広げる。
 こうして京急百貨店は独自の特徴を打ち出しながら、お客様にアピール。着実に“ストア・アイデンティティ”を確立していく。
 
 京急百貨店は業界に先駆け、家電量販店やドラッグストア、スポーツ用品などの大型専門店を導入。百貨店の不得手な分野を切り捨てるのではなく、お客様の望まれるものは積極的に導入し、地域のお客様のお買い物は、全てこの京急百貨店で「揃う」ワンストップショッピングの実現を目指す。その結果、新規導入の大型専門店がマグネット役となり、「お父さん」を含めたご家族全員でのご来店を促がすなど、新規顧客の獲得や、集客力向上に結びつく。
 
 京急百貨店は常に“安心・安全”や“環境への配慮”を意識した店づくりを目指す。例えば、通路を広くとり、ベビーカーや車椅子のお客様に配慮したり、インフォメーションブースの中にいるのではなく、常に館内を回る「CSパートナー」やサービス介助士資格取得者を配置することで、すべてのお客様に安心してご来店いただけるよう、売場のご案内からお買い物のお手伝いまで多岐にわたってお客様のサポートを心がける。
 また、2001年に環境マネジメントの国際規格であるISO14001認証を取得し、地域社会とのコミュニケーションを交えた環境活動を展開。行政との連携による「ごみ分別教室」の開催や「大岡川クリーンアップ作戦」への参加、売場から出る野菜やパンなど未利用食品を利用した有機飼料で飼育する「アリタさんちの豚肉」の販売……等々、数々の取り組みで環境への配慮を実践している。
 
 開店11周年を迎えるにあたり、掲げたテーマは「その吉日に、京急百貨店」。モノに加えコトへの消費が増加していく中、京急百貨店は、日々、素敵なモノ・コトを提案しながら、お客様の「吉日」にお役に立ちたい、そんな願いをこの言葉に込め、「次の10年」に向けてのスタートを切った。 平成22年には近隣地区の開発などにより、ここ上大岡地区は街としての魅力がさらに増す。これをレベルアップのための絶好の機会ととらえ、京急百貨店は「生活者本位制百貨店」の理想的あり方を探りながら、今後も、カスタマーシェアNo1を目指して、さらなる進化への果敢なトライを続ける。
 
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