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京急百貨店の理念は、「生活者本位制百貨店」である。お客様の声に耳を傾けて、様々なご要望にお応えすること。そしてお客様の潜在ニーズを探り、それを具現化すること。ここからすべてが始まる。
日頃の店頭での接客から、お客様の生の声を伺い、様々な情報をキャッチする。そして「どんな商品やサービスを提供すればお客様に満足していただけるのか?」を、常に考えていく。プロモーションコンセプトは、そこから発想されていく。
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「京急エコ&ヘルシーフェア」を一つの例として取り上げてみると、そのテーマは“お客様の環境問題への関心の高まりに、日々の生活シーンの中で、健康で快適なライフスタイルを提案することによりお応えしていく!”というもの。また、この企画の背景には京急百貨店がISO14001の認証取得以来、環境マネジメントプログラムの一環として取り組んでいる「環境配慮商品」の認知拡大・売上向上をめざすという企業としての方針もある。
プロモーションテーマは、さらに細分化され、「マイバッグでお買い物」「ゴミを出さない生活スタイル」「癒しと省エネでゆとり時間」「自然をそのままに楽しむ」……という4つのシーンが設定される。
これらプロモーションテーマとシーン設定は、それぞれの売場に伝えられ、フェア開催に向けて、具体的にどんな商品やサービスを提供するか、どんなイベントを仕掛けるか……各売場で検討され、全員参加のプロモーション計画が進む。 |
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4つのシーン設定に基づき、それぞれ「商品」「サービス」「イベント」の内容が確定すると、いよいよ準備段階へ。ここからは、バイヤー・売場販売員がお取引先と商品導入の交渉を行いながら、販売促進担当とともに新聞折込み広告やホームページ等を使ったメディア表現や告知計画と、店頭のディスプレイや演出と言った装飾計画、そしてサービスやイベントによる立体的な展開を進める。
フェア開催直前、全店をあげての準備は佳境を迎え、各売場の一人ひとりがお客様に「エコ&ヘルシー」をどう訴えていくかを考え、それぞれにモチベーションを高めていく。
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今回のフェアは、6月の環境月間に合わせて実施。人々のエコロジー意識が高まるタイミングを狙い、まずは新聞折込み広告にて大々的に告知する。
一方、店頭ではディスプレイにフェア用のPOPを掲げ、興味をもって来店するお客様を迎える。テーマから設定されたシーンそれぞれが、個々の売場でカタチとなり、お客様に提案される。ここでは、お客様の手に届いたいくつかのカタチを紹介する。 |
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| 「新感覚のデザイン風呂敷」……建築家のデザインによる風呂敷【ARCHITEXTURE】を販売。日本の古き良き伝統と新感覚デザインの融合で、若い世代にもアピール。また、「お中元を風呂敷で粋に包んで」という提案を全館装飾で表現したり、さらには「今日から使える風呂敷講座」という体験型のイベントを開催したりするなど、風呂敷の魅力再発見を促す。 |
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| 「自然に触れる木製知育玩具特集」……ゴムの木の廃材を利用して作られた玩具。木の優しい感触の心地よさが、普段プラスチック素材に慣れている子供たちに新鮮な感動を与える。また、「もう一度輝け!僕の私のおもちゃ達!」と銘打って、いらなくなったおもちゃを回収。それらを近隣の保育園・幼稚園に寄付して、リユースに貢献する。
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「京急エコ&ヘルシーフェア」は期間限定のものであったが、単発企画で終わるわけではない。もちろん今後も環境マネジメントプログラムの一環として、継続的に実施していく。また、今回のフェアに限らず、京急百貨店では常にお客様のご要望や潜在ニーズをカタチにすることが起点となり、新しい「商品」「サービス」「イベント」のアイデアがお客様との日々のコミュニケーションの中から生まれてくる。百貨店の仕事とは、お客様の想いをカタチにする、創造的なキャリアなのである。
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